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まめぞう見聞録

まめぞう見聞録

【まめぞう見聞録】VOL.20

《私だけのレシピ》

 まめぞう見聞録、今回は「私だけのレシピ」です。
 ぼく、まめぞうが東洋システムサイエンスで働く栄養士のAさんに話を聞いてきました〜。

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 栄養士にとって、レシピは「自分だけの財産」と考えている方はとっても多いと思います。


 給食施設ごとの調理設備、嗜好、材料費などに気を配りつつ献立を立て、残食の有無や調理師さんからの指摘、叱責……これらを真摯に受け止め、努力に努力を、改良に改良を重ねて完成したレシピ。

 たとえそれが就業中の産物であったとしても、それを自分だけの物にしておきたいと思うのは至極妥当な考え方かもしれませんね。

 栄養士が替わったら給食の味が良くなった、悪くなった……というのはよく聞きます。
 レシピや献立は、栄養士の特徴や力量がとっても良く出る部分です。
 だからこそ、栄養士にとって献立作成は楽しみでもあり、プレッシャーにもなるんだと思います。

 栄養士が自分のレシピを出したがらない理由には、レシピを見た他の栄養士さんから「こんな味付け、配合、食材の使い方ではダメな栄養士と思われないか?」という不安も見え隠れしてるように感じます。

 ところが、巷では主婦や料理好きの方が自分のレシピを投稿して公開し、そのレシピを見て料理を作った人がレポートを追投稿するというようなサービスがとても流行っていますね。

 情報(レシピ)を共有し、共感する。
 さらには共有した情報に一工夫して、改良をする。

 特にこの改良によって、元々レシピを投稿した人も新たな発見をすることがあるなど、大きな相乗効果をもたらしているようです。  このような取り組みは、レシピの可能性を無限に広げていると感じます。

 栄養士同士でも、一部のコミュニティではこのようなレシピ公開や交換を行っているようですが、まだまだ全国規模にはなっていないようです。

 さて話は少し変わりますが、皆さんは自分が勤務した給食施設に“伝統のレシピ”なんていうのはありませんでしたか?


 私が過去に勤務した食堂では、酢豚にはじゃがいもが入っているのが伝統でした。
 酢豚にじゃがいもは入れない方が多いと思いますが、「じゃがいも入りの酢豚」は代々の栄養士に引き継がれた食堂伝統のレシピで、長く食堂をご利用いただいている方の中には、「じゃがいもが入っている酢豚を食べるとホームグラウンドに戻ってきたと感じる」とおっしゃる方もいました。
 おふくろの味ならぬ、我が食堂の味!?でしょうか(笑)
 本題に戻りましょう。

 自分のレシピを自分の中に留めておくのが良いのか?広く公開し、何年経っても、その施設、他の施設を問わず、レシピを使ってもらうのがいいのか?
 これに関してはひとりひとり考え方が異なる部分だと思います。

 もしももしも、将来。
 栄養士同士で集団給食用のレシピを広く共有し合うのが普通になったとしたら……。
 新しい星を発見したり、新種恐竜の化石を発見した時、学名に発見した方の名前が入ることがあるように、レシピを発案した人がレシピ名に自分の名前を入れる(“カレーライス まめぞう風?”)のが主流!?になるかもしれません(笑)。

 さぁ、みなさんは自分のレシピをどのように考えますか??

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 なるほど〜。
 自分の考えた料理に自分の名前を入れる……


 “まめぞうに(まめ雑煮)”!?
 “まめシチューたろう”!?
 うーーーん。イマイチ。。

 自分だけのレシピだと思っていても、世界は広いし、星や恐竜みたいに自分の名前を入れたレシピ名はなかなか難しいかもしれないね。

 でもサンドイッチ伯爵が考案したと言われるサンドイッチのように、世界で通用する料理名もあるし……。

 よ〜し、まめたろうも食べるばかりじゃなくって、100年後に残るレシピを考えるよ!!!