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まめぞう見聞録

まめぞう見聞録

【まめぞう見聞録】VOL.23

《日本の文化『箸』》

 日本人が食事の時に使う道具といえば、やはり「箸」ですよね。

 箸は正しく持てば、どんな食材でもつまんだり、はさんだりすることができるし、食材を切り分けることもできるとても便利な道具です。

 最近では海外でも日本食がブームになっており、日本に観光に来ている外国人だけではなく、海外のレストランでも箸を器用(たまに不器用)に使って食事をしている姿も見かけます。

 日本の文化を積極的に取り入れようとしてくれている姿が微笑ましく映りますね。

 そこで、今年最後のまめぞう見聞録はこの「箸」についてです。
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 そもそも、日本で箸を使って食事をするようになったのはいつ頃なんだろう?

 調べてみると、箸は中国などの大陸から伝来した道具なんだって。

 今から1300年程昔の奈良時代に書かれた日本書紀や古事記の中に箸の記載があって、奈良時代に都が置かれていた平城京の発掘跡からは箸が見つかっていることから、この時代には2本の箸が使われていたと考えられているらしいよ。

 奈良県にある正倉院の御物(所蔵品)の中からは一本の木を二つに折り曲げてあるピンセットのような形の箸が収められていて、これが箸の原型とも言われているんだって。

 日本人は本当に古くから箸を使っているんだね!

 ところで、みなさんは箸を正しく持つことができますか?

 僕やまめたろうは残念ながらちゃんとした指がないので、うまく箸を持つことができないんだけど……。


 正しくは下の箸は親指の付け根に当てて固定をし、上の箸は人差し指と親指で持ち、軽く中指を下に添えて、上の箸だけを動かすのが正しい持ち方です。この持ち方をすれば、きゅうりの薄切りも五目豆も上手に食べることができるんだって。

 食に携わる栄養士さんはもちろんお箸を上手に持つことができますよね♪♪
 
 えっ、上手く持てない!?

 お箸が正しく持てると、盛り付けもきれいにできるから、是非チャレンジしてみて下さいね♪♪

 さて、箸を正しく持つことができるようになったら、覚えておきたいのが「箸の作法」です。

 箸にはやってはいけない使い方がたくさんあります。ここではそのいくつかをご紹介しておきましょう。

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ねぶり箸(なぶり箸)……箸についたものを口でなめること
そら箸………………………一度箸でつかんだものを、元に戻すこと
刺し箸………………………料理に箸を突き刺して食べること
迷い箸………………………どの料理を食べようか迷い、料理の上で箸をあちこちに動かすこと
わたし箸……………………食事の途中で器の上に箸を渡して置くこと
寄せ箸………………………食器を箸で手前に寄せること
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 箸がちゃんと持てない僕たちはしょっちゅう「刺し箸」をしてるね(反省)

 あっ、まめたろうは「迷い箸」や「そら箸」もやってる!!
 お家で食事をするときは、大目にみるけど、外で食事をしたり、親戚やお友達と食事するときにはやっちゃだめだよ。まめたろうわかった??

 親戚やお友達と食事をする機会と言えば……これから迎えるお正月ですね。

 お正月に食べるお節料理も日本人の大切な文化です。

 そんなお正月や結婚式など、お祝いの席で使われる特別な箸はご存知ですか?



 これは「祝い箸」「両口箸」という箸でお正月や結婚式で使用される箸です。

 特徴は箸の両端が細くなっていて、両端とも使えるようになっていること。

 お祝いの席では神様と一緒に食事をして、共に祝う習わしがあります。

 両端が使えるお箸。片方は自分が食べるため、もう片方は神様が使うためのものなのです。

 でも……良く見かけるのは自分が食べるため使用し、もう片方は取り箸として使っている方法だね。

 本当は間違いなんだ〜。覚えておかなくちゃ。

 ちなみに祝い箸の長さは縁起の良さをから末広がりの八寸(約34cm ※一寸は約3cm)になっています。
 材質にもこだわりがあり、縁起の良い席では何かが壊れたり、折れたりするのを嫌いますので、箸も折れるというようなことが無いように、折れにくい柳が使用されていることが多いようです。

 食事のたびに日々何気なく使っているお箸だけど、とっても歴史のある伝統の道具なんだね。

 普段は家のなかなので、大目に見ることができる無作法も、多くの人が集まる場所では不快感を持つ方もいるので、是非、正しいお箸の持ち方を身につけて、見栄えよく、食事を楽しみたいですね♪♪

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 さて皆さま、今年一年、まめぞう見聞録にお付き合いいただきましてありがとうございました。

 来年はひつじ年。僕たちも今年以上にメェ〜いっぱい活躍していきたいと思っています。

 では皆様、良いクリスマス&お正月をお迎えください。

 お餅の食べすぎにはご用心!!